前回に引き続きRGサザビー。
サクサク組みやすくて迫力もある、人に勧めることのできる名キットです。
誰もがやるであろう黄色を金色にしたところからの続きになりますキャマダインです。
前回はこちら
墨入れ
サクサク組めた気がするくらいストレスフリーな組み心地だったので、墨入れも一気にやっていきます。
使用するのはタミヤの『墨入れ塗料ブラック』です。
コイツで全パーツ墨入れをします。
乾いたら、はみ出まくった塗料を、溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取っていきます。
簡単にふき取ることができるし、何より私はこの作業が大好きです。
次の日
作業は連日続いています。いっきには作業できません。仕事もあります。趣味です。
ふと、昨日墨入れしたシールドを見ると、黒いパーツに『シミ』
そして、太ももパーツが白っぽく変色して亀裂が。
どうやら墨入れに使用した塗料が原因でこうなったっぽい。
エナメル塗料はプラスチックを割ると聞いたことがあります。
付け過ぎ注意と言われていました。
太ももの亀裂は、段落ちモールドになっていて、そこから塗料が流れて溜まって割れてしまったのでしょう。
とりあえず亀裂に流し込み接着剤流し込んでみましたが、直るわけありませんでした。
水転写デカールを貼る
亀裂は気になりますが、難しいことは後回しにして水転写デカールはります。
今回使用するのはこちら
『達人水貼』です。デザインしたのは大林さんのようです。
たぶん中国だと思います。私はメルカリで購入。
振ってる番号も一緒なので、説明書を見て貼っていくことができます。
だいたい3時間ほどで貼り終えました。
誰も興味ないかもしれませんが、この『達人水貼』のメリットを紹介します。
・ちょっと厚くて破れにくい
・予備あったりする
はっきり言って貼りやすい、初心者の私でもスムーズに貼れました。
続いてデメリット
・白いカスが出てくる
・振ってるナンバーがにじんでて見にくい
・どこで売ってる?
白いカスは湿らせた綿棒でこすれば取れます。
見にくいナンバーは目を凝らす必要あり。
メルカリで購入しようとしても、売っているものが『達人水貼』か確認できない。
正規のバンダイのデカールより入手困難かもしれませんね。
そんなことより、組んでみたら目立たないかもって思ってた太ももの割れ、まったく隠れませんでした。
ちなみに中国語でサザビーはこう書くようです↓
割れたプラをなんとかする
割れたものは仕方ないので、あれこれ悩んだ末、ウェザリングすることにしました。
ウェザリングといってもリアルタッチマーカーのレッドでさらっとごまかす程度に。
前回ちょうど勉強しました【シャアザク】水転写デカール貼って主張し過ぎないウェザリングをする
下準備に半光沢のトップコートを吹きます。
顔の透明パーツにはマスキングゾル塗っています。
半光沢の理由は制御しやすいから。
クラフタさんが言っていました。やってみたらその通りでした。
半光沢塗ったら、シールドのシミ気にならない程度まできました。
太ももは変わらず。
しょうがないので、タミヤのウェザリングマスターを使ってさらに汚します。
シールドの右半分の角になるところに擦り付けていきました。
メリハリ深みがでて立体感が増しました。
足にもやってみました。
太ももの亀裂が目立たなくなりました。
莫大な作業量ですがやるしかない。
およそ2時間ほどでこのメリハリボディを手に入れることができました。
ちょっとアップで
正直、素組みの状態のサザビーはあんまり好きではありませんでした。
赤いパーツが2色使われているんですが、シャアザクっぽい赤が浮いた感じでイヤでした。
予想外のアクシデントでウェザリングすることになり、全身の赤みを増すことになり理想のサザビーに近づけた気がします。
太ももは残念ですが、目立たないはず。
目立つように写真を撮ればこうです。
これくらいで済んだからいいことにします。
あとはつや消しトップコート吹いてから、顔のクリアパーツを覆っているマスキングゾルを取って完成とします。
メリハリがあっていいですねサザビー
再販もけっこうされてるので手に入れやすいキットです。
質問がありましたらこちらでも