お気に入りのフィギアが日焼けしてしまったり黄ばんでしまっていると、お気に入り度がかなり下がります。
黄ばんでしまったものはしょうがないとして、大人の力でなんとか解決してみますキャマダインです。
※これは『おもちゃの黄ばみとる』をまとめた記事になります。
黄ばみ=日焼けと、とらえてください
『魂spec ドラグナー』です
ひとつ持っていたんですが引っ越しの際にいろいろ部品なくしてしまってたんで、メルカリで同じものを購入しました。
よくわかりづらいと思いますが、黄ばんでます。
「黄ばんでしまったのなら白で塗ってしまおう」の精神です。
ガンダムマーカーと、タミヤスプレーを準備しました。¥1200の出費です。いいんです。こういうの好きです。
比較しやすいのありました。丸いのが元の色です。
だいぶ違います。
塗装前の準備
バラバラにしてスプレーで塗りやすくします。
メルカリで購入したものも日焼けしていますが、最初から所持していたものの黄ばみのほうがかなりすごいです。
塗装してみるつもりでの購入です。
ひとつでも成功してくれればいいと思っています。
それでは、できる限りバラバラにしてスプレーのノリを良くするため、洗浄します。
このアルコールクリーナーで、よけいな油分や汚れを落としていきます。
ちょっと強すぎたのか塗装までとれてきました。ウェットティッシュで拭いただけで塗装がとれてくるようなフィギアなんで、多少のことでは驚きませんよ。真っ白に塗装つもりですから。
安心と信頼のタミヤ
写真はありませんが、きれいになったので、タミヤスプレーの出番です。
安心と信頼の『タミヤ』。
ミニ四駆世代なので信頼度はDAISOの乾電池とタミヤの充電式電池くらい違います。
あくまでも個人的主観です。
塗っている作業中
塗っている作業中は手も塗っているので写真はありません。
何度も何度も塗っています。少し塗っては乾かして。
頭の部品まできて気づきました。
難しい。
シャープなかんじが厚塗りになってしまい、細かい目の部分も埋もれてしまって、なにがなんだか・・・
タミヤのスプレーで塗ってしまったので薄め液とかでないと取れないみたいです。
さようなら頭1号。
失敗しても想定内です
失敗は想定内、だから2個ある。準備いい。
スプレー塗装の難しさを改めて実感しました。ひとまずふくろに詰めて、作戦を練り直します。
封印。
失敗は成功のもと
少しして気づいたんですがタミヤスプレーがとれていました。
アルコールクリーナーのせいかなと思い、頭部1号を浸けてみたらベロベロと塗装が取れました。袋の内側にアルコールクリーナーたっぷり付着してたんで他のもベロベロでした。
やり直しです。作戦も練り直しです。
ネットサーフィンで情報をかき集めます。
大いなる力を借ります
今回借りる力は『科学の力』そう
『ワイドハイターEX』です。
いろいろ調べて買ってきました。¥295くらい×2と、ほどよいケース¥500くらい。
もう楽しくて出費は気にしてません。月末に泣いてると思います。
生まれてはじめて買いました。キッチンハイターを先に見つけてしまって、その辺をうろうろしてましたが、ハイター違いで別物でした。
やり方は簡単
『酸素系漂白剤』と何かを紫外線に当てるらしいです。
『ワイドハイター』があれば紫外線でいいらしいです。
ブラックライト照射
ワイドハイターをケースに入れてブラックライトを照射します。
ブラックライト=紫外線です。
発泡スチロールをくりぬいて乾電池式のブラックライトをセット。もちろん電池は
『Panasonic』の『エボルタ』
¥1000しました。8本で。夜中だったのでコンビニです。いいんです。
これで、3~4日放置します。これだけです。
放置&放置
次の日、電池切れでダメでした。念のため、もう一回電池を入れ換えてやってみます。
次の日、やっぱり電池は長持ちしませんでした。燃費悪すぎ。中身も変わらず、ただ、ワイドハイターのいいにおいがするだけです。
しょうがないので外に置くことにしました。
田舎なんで土地は余ってます。私有地です。
光を遮るものはありません。このまま放置をし続けます。
たまにかき混ぜたりもします。
次の日、なんか白くなった気がしましたが、まだまだ放置します。
虫も何匹か入ってましたが一緒に白くします。
手を加えなくていい作業は楽でいいんですが、手を加えるのが面倒になり、夜も外に置きっぱなしです。参考にしたサイトでは、ラップで蓋をしてましたが、うちはノーガード戦法です。
明日も天気がいいらしいので、外に置いておきます。一週間天気がいいらしいので、置き続けるのもありかも。
まだまだ購入するものがあります
このあと念のためメラミンスポンジを購入する予定です。簡単に言えば『激落くん』
仕上げみがきして洗浄してガンダムマーカーで塗装。この塗装が楽しみで楽しみで。
ガンダムマーカーのエアブラシが、どうしようもなかった場合の最終手段として考えてます。おそらく、素人でもちょっとはいいかんじに塗れるだろうと。缶スプレーよりは乾きやすいだろうと。
様子を見守るおじさん
それではさっそくフィギアの様子を見に行きます。
仕事から帰って来て庭に向かいます。天気が良かったので気になってます。
写真あったほうが状況説明しやすいのでなるべく撮るようにしてます。今日から。
田舎なので変なことをするとすぐ噂になるので、急いで撮ったらこのザマです。嘘です。噂になったりはしませんが、なんか恥ずかしくて急いだらこのザマです。
中身チェック
それではさっそく黄ばんだフィギアの状況です。
ワイドハイターのいい香りが薄れ虫がさらに追加されました。ワイドハイターが少なくなった気がします。
もちろん白くなった気もします。
ワイドハイターはもう一袋あるので、どうしようか悩んでます。
運命の分岐道
使用済みワイドハイターをすべて捨てて新しいのを投入するか、老舗の味を大切に継ぎ足し継ぎ足しで行くか。
普通ならより効果が得られるようにすべて新品に入れ換えるのが常識だと思いますが、ちょっと時間がないので老舗の継ぎ足し作戦で行きます。今週天気がいいらしいので量が多いほうがいいはず。
まだ黄ばんでる部品がどうなるか楽しみです。
その部品は、実家で直射日光が当たる場所に飾られ、たまり場だったのでヤニまみれの茶色に近いくらいだったので。
あ、今はあんな高級品は買えません。
近所の『目』が気になるようです
嫁に突っ込まれました。
『あれはなんだ』
と……
『黄ばんだプラスチックをワイドハイターと紫外線の化学反応で白くしてるんだ』
小難しく言えば、それ以上の質問は来なくなることを知っています。
誰が見ても庭のど真ん中に変な箱みたいなのを置いている状況は確かに変です。
しかも道路からモロ見えな場所に。
確かに変なので外に置いておけるのは今週いっぱいになりそうです。
先輩ごめん
ブラックライトは先輩からの借り物なので、せめて電池を新品に交換して返すつもりですが、DAISOの予定です。
ワイドハイター生活も終わりにします
2週間くらい放置しました。ワイドハイターも1回追加しました。
虫も入ってますが、ワイドハイターと雨水が混ざりきらずベロベロの状態です。
割り箸で取って確認してみるとベロベロの透明なスライムみたいなのがフィギアにコーティングされてるような・・・例えるなら『秋田名物じゅんさい』みたいな透明な膜がはってあります。
※割り箸落としちゃいました。
洗い流します
それでは流し台に向かいます。
こうやって何度も何度も何度も何度も水洗いをして、しつこいワイドハイターを洗い流して行きます。
虫達は気づいたらどこにもいませんでした。
この時、かぶれたら嫌だったので、ずっとゴム手袋してます。
なんやかんやありまして
そんなこんなで、きれいになりました。
だいぶ白くなってる。すごい。
水分しっかり除去します
これから乾かす作業です。ただ、だいぶ色が違うものをみつけてしまいました。
かなり違うな。でも安心。こんなときのためにネットサーフィンで得た情報があります。
メラミンスポンジです。
凄くわかりやすく『メラミンスポンジ』って書いてます。誰がどうみてもメラミンスポンジです。
こいつでこすりまくってみます。多少の汚れも落ちるし、凄くいいらしいです。
商品はとてもいいものですが・・・
クソでした。まったくダメ。お金と時間を無駄にしました。
どうやら『ヤニ』や、なんかこぼしちゃった外的汚れにはいいらしいですが、こいつはどうやら違うようです。
得意の放置
乾いたらガンダムマーカーで塗ることにしてますが、完全に乾かしたいので少し放置します。
顔のパーツも塗らなきゃいけないんですが、ガンダムマーカーは太いのしか買ってませんでした。しかも、黒だと思ってたらグレイの墨入れペンでした。
しょうがないので油性ペンで塗ろうと思います。
なにごともチャレンジ
いままで塗ったことがあるのは、マジックでミニ四駆のエンペラーの黒いとこだけです。うしろに見えるのがエンペラーです
それではガンダムマーカーでチャレンジしてみます。
失敗してもいい、失敗が人を大きく成長させるから
けっこう難しいです。失敗したら、簡単に拭き取れると思ってましたが、色が伸びて、ちょっとダメでした。
リムーバーペンがあればいいらしですが、近所にはありませんでした。
写真がないのは、手がカラフルになってるからです。
失敗してもいいと思った時ほどうまくいくものです
そんなこんなで、なんとか塗り終わりました。
塗ったのは足のシマシマと頭です。あとは、そこまで塗らなくていいかなって。
ウソです。技術が足りなくて塗れませんでした。
それでもいい出来だと思います。
遠くから見れば・・・の話ですけど。
けっこうはみ出てます。マスキングテープ貼ってやったりもしたんですが、マスキングテープ自体初めてだったんで、うまくはいきませんでした。
失敗してもいいって言ったっていやなものはイヤです
そして問題の顔です。
スゴくかっこいいです。真っ白になったんで、赤と黄色がとても発色がよく見えます。
黒いとこはマジックです。グリグリとペン先を押し込んで塗り塗り。
あんまり言えないことなんですが、目はありません。本来は黄色です。技術が足りなくて、うまく塗れませんでした。
頭のパーツをバラして塗ろうとしたんですが見事に破損しました。
ちょっと赤く塗ってごまかしていますが、黄色いアンテナの下が欠けてます。
バランス悪いと思ったので反対側もやっときました。バランス重視です。
感想をすこし
自己満足ですが黄ばんだ状態よりずっとかっこいいし、目はありませんが、もともと目立つデザインではないので、やってよかったです。
時間もかかりましたが、知識が増えたと思います。
うまくできませんでしたが、塗るのも楽しかったです。またなんかフィギア見つけて黄ばんでたらやってみようと思います。
次やるときの意気込み
アルコールクリーナーでキレイにしようとしたのは失敗だったので、次にやれるときは、色のついたままワイドハイターに浸けてみたいと思ってます。
あれから一年
一年たっても黄ばむことはありませんでした。
小さい頃の思い出が蘇るかっこいい白さのままです。
※『目』のとこなんとかしたよ過去の自分がやれなかったことにチャレンジします
※古いフィギアの黄ばみもとりました↓古いフィギアの黄ばみとり総まとめ
※使用した米櫃(こめびつ)がAmazonにもあったのでリンク貼っておきます
質問がありましたらこちらでも