うちのデスクトップ、我が家で一番パワーのあるパソコンなんですが古くてWindows11にアップグレードできません。CPUはいいとして、セキュアブートにTPM2.0はあきらめようかなと思っていました。ですが、自作PCで、マザーボードにTPMのソケットがあればTPMを後付けできるって噂を目にしました。
動かずにはいられないキャマダインです。
マザーボードを調べる
うちのデスクトップはどうやらASRockというメーカーのマザーボードで2014年製みたいです。BIOS画面でいろいろでてきました。
メーカーのホームページにいってマザーボードを調べます。
説明書みたいなのをみてみます。コネクタ一覧にTPMの文字があります。
これはいけるかもしれません。セキュアブートはできなくても、せめてTPMはクリアしてWindows11にアップグレードしたいんです。
問題はメカ的なことが私にできるかどうか。
コネクタの位置がわかっても部品の外し方もわかりません。何事もチャレンジです。壊れたらその時はその時で。
安く買うことができたPCですし十分元は取りました。
AmazonでTPM売ってます
後日、白い袋が届きました。中身は銀色の袋、よくみるとTPMって書いてます。
そして中身がこれです。
コネクタのピンを確認。
合ってそうです。
あとは勇気だけだ
重い腰をあげてパソコンをバラす
メンテしやすそうなPCですが、めんどくさいのに変わりありません。
蓋を開けるとそこはもうメカニックな世界が広がります。
たぶん『msi』ってグラボの奥にちらっとみえるのがTPMなんだろうなと。グラボを外して見やすくしないと手が入りません。
けっこうジャンクPCとか直したりしてきたんで、こういう基盤をみても物怖じしなくなりました。ささっと外します。すると
一部基盤が焦げているのが見えます。限界は超えているってことです。壊れても後悔はしません。コネクタにTPMを取り付けてグラボを元に戻します。
電源を入れると
はい、画面真っ暗でBIOS画面すら出てきません。終わりです。
取り付けたTPMを外すとちゃんと動きました。
どうやらダメっぽいです。
おとなしくTPMとセキュアブートを回避したWindows11にして使用します。
Windows10のままでもいいのでは?と思うかもしれませんが、Windows11のほうが使い勝手がいいです。
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